日本酒。
日本酒を飲んでいて、これは辛口だね。
とか、甘口はいらないよ。
などと言う事をたまに聞きます。
と、言うか、日本酒の辛口、甘口って何でしょう?
実際に辛口って書いてあっても甘口を感じるフルーティーなお酒もあります。
甘口でもピリッとしたものもあったりします。
辛口、甘口って、日本酒度と酸度の数値で決まってるんですよね。
日本酒は、水、アルコール、糖、酸から成り立っていて、その比重を表しているのが日本酒度です。
日本酒度は日本酒度計ではかるのですが、これは水より重いかどうかを見るんです。
糖は水より重いですし、
アルコールは水より軽いです。
アルコールが多いと糖が少なくなります。
酵母は糖を食べてアルコールになるので、
アルコールが多いと水より軽くなり日本酒度は(+)プラスになり、辛口といいます。
逆に糖やアミノ酸が、たくさん残っていてアルコールが少ないと、水より重くなり日本酒度は(ー)マイナスになり甘口です。
つまり辛口は、アルコール分が多く、さらっとした酒で、甘口は米の養分が、たっぷり濃く残った酒。
と、なるんですよね。
でも、人間の味の感じ方って、それだけで決まらないんですよね。
酸度ってあると思うんですが、これは酸が多いか少ないかの数字なんですが、この酸によっても味わいが変わるんですよね。
なので、自分で飲んで好みを探してみるのがいいのかな…
なんて思います。
先日、酒屋さんに、預かってる日本酒ありますよ。
って言われました。
その中に栓があいた、磯自慢大吟醸がありました。
なんと、2007のやつで。
で、飲んだら、びっくり!
いい熟成をしていて、すごく美味しかったです。
日本酒の熟成って、いいですよね。
まだ、初亀大吟醸の一升瓶もありました。
2004年のやつです。
瀧上さんが杜氏の時のものです。
これは、すごく楽しみです。
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